空錠は鍵のついていない、最もシンプルなレバーハンドルです
レバーハンドルは横長の細長い棒状のハンドルで、軽く押せばドアを開けられます。
強い力をかけなくてもドアを開けられる上に握りやすい形をしているため、子供から高齢者まで使いやすいドアノブです。
主に室内に使われており、今は握り玉タイプのドアノブよりもレバーハンドルのほうが主流です。
しかしレバーハンドルと言っても、いくつかの種類があります。
そのため交換したいレバーハンドルはどのタイプに当てはまるのかを確認する必要があります。
以下に主に使用されている5種類のレバーハンドルをまとめたので確認しましょう。
空錠
空錠は鍵のついていない、最もシンプルなレバーハンドルです。
ドアの側面にはラッチボルトのみがついています。
レバーハンドルの付け根の上下や上にネジがついていますが、他の種類のレバーハンドルにも同じようにネジがついているものもあるため、種類を見分けるためのポイントにはなりません。
とにかく鍵がついていないものが空錠と覚えておくと良いでしょう。
主に次のような場所で使われます。
★リビング
★廊下
鍵がついていないため、人が頻繁に出入りする室内に取り付けられるのが一般的です。
表示錠
ラッチボルトのみがついているタイプのレバーハンドルで、見た目は空錠と似ています。
しかし表示錠には鍵がついています。
簡易的な鍵ですが、ドアの内側から鍵をかけることができます。
また赤や青などのカラーで鍵の開閉状態を表示できるのも、空錠と異なる点です。
表示錠が取り付けられる場所を以下にまとめました。
★トイレ
★浴室
ただし緊急時などの際は、コインを使えば外側から鍵を開けることも可能です。