トイレで使われるドアノブの種類 丸型 間仕切り型 表示型 空型

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次にドアノブの種類を見ていきましょう。
ドアノブと鍵はセットになっていることが多いのですが、厳密に言うとそれぞれ別物です。
たとえば同じドアノブであっても、タイプの違う鍵を取り付けられることもあり、鍵は鍵、ドアノブはドアノブで種類を分ける必要があります。

★丸型
★間仕切り型
★表示型
★空型

ドアノブの種類としては上記の5つが一般的です。
名前からは特徴や違いについて少しわかりにくいですが、1つずつ見ていきましょう。

 

丸型

ドアノブが丸い円筒状になっているタイプです。
鍵としては玉座錠が使われることがほとんどで、玉座錠と丸型はセットになっていると言えます。
ドアノブを握って回転させドアを開けます。
以前は日本の住宅ではこの丸型が主流でしたが、最近では洋風な作りの住宅も増えたことからあまり見かけなくなってきています。
たとえばこれから家を建てようという場合、トイレに限らず丸型のドアノブが使われることはほとんどないでしょう。
現在では住宅では勝手口などでよく見かけます。

間仕切り型
レバー型とも呼ばれるタイプで、横に長い長方形のレバーが取っ手として使われます。
レバーを握り下方向に下げることでドアが開きます。
丸型に変わり現在主流となっているドアノブで、多くの住宅で見られます。
特にトイレはこの間仕切りを使うというケースが非常に多く、私達にとっても慣れ親しんだタイプです。
トイレといったプライバシーを守りたい個室に最適で、操作も簡単なところが特徴となります。

 

表示型


ドアノブの形は丸型だったりレバー型だったりさまざまですが、共通しているのは鍵がかかっているのか、かかっていないのか目で見てわかるようになっている点です。
公共施設のトイレなどでもよく見られ、鍵がかかっているとドアノブ部分が赤く表示され、鍵がかかっていないと青く表示されたりします。
トイレで表示型を利用すると、誰かがすでに入っているかどうかがすぐに判断できます。
浴室だと音などでも入室しているか判断できたりしますが、トイレだと音もほとんどないため、表示型にしておくと便利です。

 

空型


空型は鍵が付いておらず、ドアノブだけの構成になっています。
当然鍵をかけることができず、基本的には鍵の必要のない部屋のドアノブとして使われます。
そのためトイレではあまり見かけることができませんが、浴室では空型を利用している住宅も見られます。
住宅の浴室は一般的に家族しか使いませんので、わざわざ鍵をかける必要はないと考えるなら空型を利用するのも良いでしょう。
ただし鍵をかけたくなった時に対応できません。
空型を利用していて鍵が必要になった場合は、後付で鍵だけを追加するか、ドアノブごと鍵付きのタイプに交換することになります。

 

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