鍵・錠前を交換したい!玄関ドア用など種類や失敗しない選び方!

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取付場所別の錠前の種類

錠前は取り付ける場所によって種類が異なります。

失敗して後悔のないように選びましょう。

 

玄関・勝手口・事務所・会議室・応接室などのドア

外からキーで施錠することができ、室内側からはサムターンを回して鍵をかけるタイプの鍵です。防犯性を考慮する必要がある扉に採用します。種類としてはインテグラル錠、ケースロック錠・サムラッチ錠・装飾錠などを使用するのが一般的です。玄関用の場合はワンドアツーロックは基本として、ディンプルキー(電子キー・電子錠)など防犯性の高い鍵を取り付けましょう。勝手口の場合はインテグラル錠、本締錠が主となっています。玄関の鍵同様、防犯性も考慮し、頑丈な鍵を選びましょう。またドアチェーン、補助錠、防犯サムターンなどを併用するを忘れないようにしましょう。

リビングや廊下など鍵をかけないドア

人の行き来が多く、防犯性も特に求めないリビングなどでは、鍵なし錠(空錠/通路用)と呼ばれる、いわゆるラッチのみのタイプを選びます。もちろん、鍵をかけることはできません。基本的にチューブラ錠や円筒錠を選びます。鍵をかけることがないことを想定しているため、ロック機能はついていません。

 

トイレ・化粧室・浴室(お風呂場)などのドア

プライバシーのため、一時的に鍵を中からかける必要のあるトイレなどでは、内鍵つき表示錠と呼ばれるタイプの鍵(ドアノブ)になります。構造も簡易式になっており、室内側からツマミを回して鍵をかけます。閉めると外からは鍵をかけたことがわかるようマークや色(主に赤など)が表示されるようになっています。また、お風呂場などで中から返事がないなど、万が一の非常時には外からコインなどで開けられるよう溝がついています。チューブラ錠、円筒錠、インテグラル錠などを選びます。


寝室・書斎・子供部屋などのドア

こちらもトイレ・浴室などと一緒で、プライバシーのために内側から鍵をかけたい場合に内鍵つき錠(間仕切り用)タイプを選びます。やはり簡易式となっていて、万が一の際にはコインや専用の鍵で開けられるようになっています。チューブラ錠、円筒錠などを採用します。中からだけ鍵をかけるのか、外出の際も勝手に開けられないよう外鍵付きか、いずれかを検討しましょう。

和室から廊下に続く扉

廊下側からは握玉(ドアノブ)で開け閉めしますが、外観のそろえるため、和室側からはツマミで開閉する戸襖錠と呼ばれるタイプを選びます。鍵はついていません。主にチューブラ錠を使用します。